1.国の基本
国の基本になるものは知力、財力、武力です。
その中で財力はすべての基本になります。
何をするにもお金がいるからです。
日本は戦争に負けましたが、頑張って世界一の財力を持つ国になりました!
でも実は、今日本は長引く不況に苦しんでいます。
2.インフレとデフレ
インフレとデフレってどっちがいいのかな?
じつはどっちも良くありません!
実は経済学ではもう1種類あるのです。デフレ、インフレ、マイルドインフレの3つです。
お金と物のバランスで考えましょう。
デフレは、お金の量が少なすぎてモノが多い状態です。
お金の価値がレア、つまり円の価値が高い「円高」の状態です。
こうなると、物を安くして大量に売らないとお金はまともにゲットできません。
これでは売る人は困ります。
逆にインフレはお金の量が多すぎてモノが少ない状態。
つまりお金の価値が低い「円安」の状態です。
こうなるとお金を沢山払っても価値が低いので物はちょっとしかゲットできません。ぴえん。
皆さんは生活の中で売る人でもあり買う人でもあるので、どちらの状態でも全員困ります。
そして、マイルドインフレはお金の量がモノより程よく多い状態のことを言います。
こうなると、買う人は程よくお金があるのでよく買い、売る人もよく売れるのでさらに商品をつくれるどっちもハッピーな状態です。
体温で言えば、高熱(インフレ)でも、低体温(デフレ)でもない、丁度よい元気な状態にあたります。
そう、マイルドインフレとは、ちょうど良く経済が成長している状態なのです。
円高と円安を貿易に当てはめて考えてみましょう。
円高とは「円で作ったものが高い」ということです。
日本国内で作ったものが高くなるので 売れません。輸出に不利です。
外国で作ったものは安く買えます。輸入に有利です。
円安とは「円で作ったものが安い」ということです。
日本国内で作ったものが安いのでよく売れます。輸出に有利です。
外国で作ったものは高くなります。輸入に不利です。
どちらも、メリット・デメリットがあります。
3.今の日本
今の日本はずっとデフレ不況、つまり円の価値が高すぎる状態なのです。
解決策は、お金を程よく刷ってレア状態でなくすることです。
お金を刷る日本銀行が沢山作ればよいのです。
これを「金融緩和」と言います。
しかし平成に入ってから日銀はずっと「デフレこそが正しい!」という考えの総裁でした。
加えて、度々の消費増税でデフレ不況の泥沼は悪化しました。
これが増税の恐ろしさです…。
3%→5%のときに自殺者が一気に増加したというデータもあります…。
物を売っても売っても少しのお金しかゲットできないのに、さらに税金まで上がる。
そんな状態では景気が良くなるはずが有りません。
なぜ増税をしようとするのか…アチラ側の意見はここにまとめています。
それが今の日本の状態なのです。
4.どうすればいいの?
デフレ不況を脱して、マイルドインフレ(経済成長)を持続させるにはこのような流れが良いのです。
①デフレマインド(どうせデフレ不況は良くならないしお金使わないでおこう…という気持ち)を破壊する。
②そのためにインフレマインド(政府も日銀もインフレにしようとしてくれているから活発な経済活動が出来るぞ!という気持ち)にさせる
③インフレマインドにするためには、金融緩和してお金を刷ったり、減税したり、余計な規制を緩和して民間が商売しやすくする。
④ただし増税はインフレマインドにブレーキをかけるのでだめ!
5.僕たちができること
実は安倍総理以降お金を刷る日本銀行にリフレ派を増やそうとしていました。(リフレ派とは金融緩和してお金をもっと刷るべきだ、と考えている人です。)
もしこれに加えて消費税の引き下げか凍結があれば、コロナ後には明るい未来が待っているはずです!
しかし現在のところ減税しそうな気配は有りません…。
ということで私達は、自分もよく勉強し正しい情報を発信しまくりましょう。
地元の政治家に自分たちの声を届けることも大切です!
仁徳天皇の民の竈の心を持った政治家を選び応援しましょう。
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日本経済を復活させ家族や仲間を守るために正しい知識を広めよう!