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たまおのガチコラム:財産権は大事だよ。その1

財産を奪う政府に、飼いならされている私たち

よ~く考えよう。財産権は大事だよ~。

泥棒は犯罪だ!!!良い子のみんなは、絶対にお金を勝手に奪ってはいけない。

これを難しい言葉で言うと「財産権」だ。人間は誰でも自分の財産を持ってよいし、他の誰かに奪われない権利がある。
人間が社会生活を送るうえでひじょ~~~~~~~に大切なことだ。
どれくらい大切かって?
「もし財産権がなかったら」と想像してみれば分かるぞ。

まず、窃盗が自由になる。
財産権がないということは、自分のお金が自分のものにならないということだ。だから一生懸命働いたお金が誰かに盗まれても、文句は言えない。
儲けようと思ったら盗めばよい世界に早変わりだ。もはや、真面目に働く人なんかいなくなるだろうな。安心してお金を稼ぐこともできんし、食事や娯楽も楽しめない。
財産権が認められないと、殺伐とした世の中になってしまうのだ!!

日本国憲法でも財産権が規定されている

財産権は非常に大切なので、日本国憲法でも第29条でしっかりと規定されているぞ!

日本国憲法第29条(財産権)
第1項 財産権は、これを侵してはならない。
第2項 財産権の内容は、公共の福祉に適合するやうに、法律でこれを定める。
第3項 私有財産は、正当な補償の下に、これを公共のために用ひることができる。

日本国憲法には、他にもたくさんの人権が保障されている。しかし、財産権はその中でも特に重要な権利として扱われているんだ。
例えば、学校では「基本的人権」と「その他の人権」というように分けて教えられるな。財産権はもちろん基本的人権(つまり重要な方)だ。

しかし、唯一、財産権の侵害が正当化されることがある。それが税金なのであ~る。

あなたが働いたお金は、半分くらい税金として持ってかれています。

突然だが、「国民負担率」という恐怖の言葉を覚えてくれ!!
税金や保険料などの割合のことだ。
俺の大好きなハイボールを買えば酒税を払うし、働けば所得税がかかる。なんと温泉に入るときには、入湯税を払うってるんだぜ(なんで温泉に入って税金が取られるんだ?誰か説明してくれ)
一説によると、日本の税金の種類は星の数より多いらしい。まあこれはウソだろうが、実際ものすごく多い。

実は今の日本では国民負担率が約50%もあるんだ。これはメチャクチャ高いんだぞ。たまおの中の人が小さい頃と比べると、倍くらいになっている。江戸時代なら、一揆を起こすレベルだ。

簡単に言えば、汗水たらして働いて得たお金のうち、半分は政府に奪われているっていうことだ!
会社に行きたくない日もあるよな。体調が悪くて休みたいときもある。でも、そうやって超頑張った日に稼いだお金は、半分くらい強奪されているってことだ。ムカつくだろ!?

税金がなければ、給料が倍!

逆に言えば、税金とか保険料がなかったら、給料が倍になるってことだ。
想像してくれ。
給料が倍になったら、何をしたい?
良い所に引っ越せるし、おいしいものを食べられる。
もうそれは、ウハウハでムフフでゲヘヘヘなことだってできる。
しかも、それが毎月だぜ。
どうだ、たまらないだろ?

しか~し、現実には給料の半分は税金や保険料で持ってかれている。俺たちのムフフを奪っているのは税金なんだ。

「天引き」は悪魔の所業だ!

しかも巧妙なことに、会社員は給料から「天引き」されている。これは、自分で税金を払わないという悪魔のシステムだ。

例えば、自動車を持っていると、毎年5月に自動車税の督促状が来る。種類にもよるが、3~4万円くらいを、お店に行って払うことになる。(最近はスマホでも払えるらしい)

財布から3万円がなくなると悲しいよな。メチャクチャ高いって思うよな。でも、俺らの給料からは毎月同じくらい「天引き」されている。

要するに、わざわざ自分で払うと高いって思うけど、天引きされると何も思わない。悪魔のシステムだ。

もし天引きがなくなったら、毎月自分で払うことになる。
払う額が同じでも、「倍の金額を渡すから、自分で税金を払ってこい」って言われたら、ストレスがヤバいぜ
役所の窓口の前で財布を広げて、1万円札の束の半分をゴッソリ支払うんだ。帰り道には、財布が軽いぜ~。毎月、福澤先生が何十人も旅立つところに立ち会わなければならない。
あれ?涙が止まらない。

天引きは楽なシステムじゃない。俺らから文句を出させずにお金をむしり取る悪魔の所業なんだ。

税金とは合法的な強奪

誰が何を言おうと、俺たちが働いたお金は、俺たちのものだ。
他人のお金を奪ったら、普通は犯罪なんだぞ。税金は、政府があれこれ理屈を付けて合法的に強奪している。でも、法的な根拠がなければ犯罪行為なんだ。

これは、言うまでもなく「政府による財産権の侵害」だ。もっと言えば、財産権を侵害されても文句が出ないように飼い慣らされている、ということかもしれない。

「税金が高い」「生活が苦しい」っていう気持ち、分かるぜぇ。
でも国民が黙ってたら、永久に増税される。「財源がない」とか「増税が必要だ」なんて言葉が聞こえてきても、安易に納得してはいけない。

消費税が1%増えても、財布から出ていくお金は大して変わらないさ。でも、消費税が上がるってことは、お前の会社の売上もいつか下がるってことだ。自分の会社は関係ないってことはない。いつか必ず、巡り巡って売り上げが下がる。

すると、お前の給料も減るんだ。固定給が下がると文句が出やすいから、ボーナス額からカットされるかもな。給料が減るのに、買い物の値段が上がる。消えたお金の行先は、政府や役所だ。こうして、いつの間にか負担が増えているんだ。

そうならないために、一緒に学ぼうぜ。そうすれば、いかにお金が大事か、よくわかる。

ということで、次回は「財産権」の歴史に突入だ。(ココをクリックしてくれよな!)

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